大学時代の後輩からメールが来た。
私より一つ下の学年で同じサークルに入部。彼女は大学からバイオリンを始めたが、大事な大事な戦力であった。私がパートのトップを務めている際も、彼女がいなかったら本当に厳しかったと思う。
それから3年間。彼女はずっと(初心者の頃から)オケを支える立場に立って頑張っていた。そんな彼女を、私の方が先輩ではあるが尊敬している。
そんな大切な後輩からのメールだ。嬉しくないはずがない。
さて…しかし困った。メールの内容は11月9日に演奏会があるので、来てくれというものだった。私も、その日の午前中はオーケストラの練習が入っている。演奏会は午後からだから、おそらくは間に合うのだが、夕方からは会社の人が所属している演劇を見に行くことになっている。
バッティングしているなら、迷う必要はない。どれだけ大切な人からの誘いであろうと、一度約束をしていることを変更していいはずがない。ただ、今回の場合、時間はタイトだが問題はなさそうだ。
かといって、音楽や演劇などの芸術に対して、次の予定を気にしながら鑑賞するということには、かなりの抵抗がある…これは、価値観の問題なのか…
そう考えた時に、順番が逆であれば、迷わなかったかもしれないと気づいた。とすると、私にとって音楽はゆっくり聞きたいものなのか。(そう捉えると、演劇はテンションを上げる役割が強いと感じた)
私の中に、芸術に対しても順序が付いていたとは…少し新しい発見だった。
2008 年 10 月 29 日