2009 年 2 月 2 日

1月のまとめ

カテゴリー: 月を振り返る — shamdiary @ 12:38 AM

2009年の最初の一月が過ぎてしまった。

2008年は、余りにも実家に対して無関心すぎたような気がして、正月早々、給料の一部を家に納め、愛すべき弟にお年玉をあげた。そのようにして始まった2009年。

美術館に出向き、後輩のコンサートを鑑賞し、新しいオーケストラに所属し、後輩の卒業制作とプレゼンからインスパイアされたりと、いろいろあった1月。仕事では、特に目立ったことはなく、刺激が足りないと思いながら、それにもだんだんと慣れてきた自分に気付いていたりもする。

中学生の頃から読み続けている青年コミックの最新刊が発売され、クラシックのCDやスコア譜も数曲購入した。本が増えすぎて、机の棚だけでは入りきらなくなった為、ハンズで木材を買ってきて2つほど本棚を組み立てたりもした。あとは…TAKEO KIKUTIの鞄を仕事用にしてみたりとか…まぁ、いろいろあった一か月だった。

昨年末に感じた焦りや、切なさ、孤独感も、だんだんと薄らいで、今は自分の生活をどうやって充実させていくかを考えてる。その答えの一つが、新しいオーケストラであるし、そこでの出会い、そしてかつての学友たちとの語らいである。共通の話題でしか会話は出来ないのであるから、これはしょうがないことなのだが。。会社の同僚たちよりも、ゼミや勉強会の仲間達と、金融や企業や地域再生やクリエイティブ産業のビジネスモデルなどの話をしている方がよほど有意義である。そして、音楽の話が出来る人たちとの数日に一度の語らい。人との会話は、今の自分を支える大きな柱なのだろう。

そうやって、自分をだましだまし歩かせて、自分をだましていることを忘れた頃に、きっと私は変わってる。少なくてもそう願いたい。

なにはともあれ2009年もあと11か月。人が遺せるものは、自分の歩いた軌跡でしかない。だから、あと11か月必死に歩いてみよう。2月は、バイオリンの練習に力をいれつつ、仕事でも「成果」を残そうと思う。あと、オケに迷惑をかけない範囲で英語を再び勉強べればと思う。あ、4月にある資格試験の勉強もしなければ…いろいろ大変だな。頑張るぞ。

 

~2009年1月の読書記録~

『きみの友達』重松 清
『みずうみ』よしもとばなな
『リーダーになる人のたった1つの習慣』福島正伸
『太陽の塔』森見登美彦
『女子大生会計士の事件簿―オーディオノベル版(上)・(下)』
『30日で夢をかなえる脳』石浦章一
計7冊

2009 年 2 月 1 日

『太陽の塔』森見登美彦

カテゴリー: 読書 — shamdiary @ 11:55 PM

久々の大当たりな一冊。苦笑爆笑しつつ、ほんのり切ない気持にもなれる、そんな「負け犬達の青春小説」。

処は京都。時は冬。世間は独り身には耐え難い雰囲気を醸し出す。そう、クリスマスシーズン。時代を感じさせるような描写があるものの、舞台は現代である。京都だから、一昔前の感じがするのか…いや、きっとそうじゃない。主人公が大学生でありながら、いわゆる「厨房」というやつなのだ。

学生の頃は、時間があるから独りだと生きるのも日々闘いなのだ。読みながら、自分の恋を振り返り、独白し後悔し、そして開き直る。「人生はそうやって繰り返すのだよ」と。

非常に豊富なボキャブラリに裏打ちされた、「妙に」リアルな心理描写の数々と、正直どうでもいい、主人公たち目線での大事件。これだけ濃密な小説は久しく読んでいなかった。間違っても、すがすがしい気分にはなれない類の書だが、ここまでオープンにされると、嫌らしさは感じない。

出逢いは偶然だけれど、なんとなく必然のように感じる。そういう出逢いは、今後も自分の中で大きな位置を占めていくんだろう。

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