こういう本を手に取ってしまう時点で、会社に毒されているのかもしれない…と、若干の抵抗を覚えながらも、結局読んでしまった本。内容はSEがどうこう、というよりも「技術者」であればIT業界に関係なく応用しやすいものかと思います。
自分に対するSWAT分析をすることを勧めていたりして、技術寄りの話ではなく、「社会人として」どのように自分を高めていくか、という自己啓発の要素が強い本だと私は思いました。
本書には書いてなかったと思うのですが、私は、より高みを目指すためには「ライバル」」を持つことが大切である、という持論思ってます。まあ、これだけだとよくある一般論なのですが、ライバルの対象が同期じゃないということがポイントかなと。同期は仲間です。互いに高めあっていくよりも、同期とは、互いに助けあっていけばいいと思ってます。
私にとってのライバルは、自分の上司。それも、年が少し上の上司ではなくて、自分の目標とするレベルにいる人が、私のライバルにあたります。今の会社の階級でいうと、マネージャーの中に数人のライバルが。。
同期とか身近な人がライバルだと、ちょっとしたことで、すぐ追いつき追い越されで、軸がぶれやすいのかなと。目指す位置にいる人がライバルだと、その人に認められようとすることが、すなわち自分を高めることになります。感服しちゃうような人を見ると、負けたくないと思うんですよね。私の場合だと、手が届きそうだと「こういう努力をすればいいな…○か月経てば同じくらいになれるだろう」そんな風に思って、逆に頑張れなくなるんです。プログラムを書いていても、方法が分かってしまうとコーディングする前にやる気がなくなってしまう…方法を思いつくまでのプロセスに遣り甲斐を感じるんですよね。
成長する為に、より高みへと誘って(*)くれそうな人を、出来るだけ多く見つけたい。それが社会人として、「成功する(?)」要素の一つになるんじゃないかなぁって、私は思うのだけれど、どうですかね。
*誘っては「いざなって」と読んでもらいたい。
2008 年 10 月 31 日