フェルミ推定について

フェルミ推定とは、一見「算出不可能な問い」を、手元にある情報だけで概算するという考え方です。「一見算出不可能」といっても、たとえ調べればわかる種類の問いも、調べる前に概算を行うとすれば、それはフェルミ推定に含まれると考えていいと思います。

このフェルミ推定を用いて「自頭力を鍛える」ことを目的として書かれた書籍、『自頭力を鍛える(細谷功氏 東洋経済)』では、フェルミ推定は「結論から」「全体から」「単純に」考える力を鍛えることができるツールであると紹介されています。

フェルミ推定の例題としては「シカゴにピアノの調律師は何人いるか?」「世界中で一日に食べられるピザは何枚か?」「琵琶湖の水は何滴あるか?」などが挙げられます。

 このような問いに対して「分らない」「ピアノの調律師という資格免許はないから0人だ」「(正解を偶然知っていて)答えは○○だ」などという答えはナンセンスだといえるでしょう。フェルミ推定の目的は、正解を導くことではなく、どのように考えるかのプロセスにあるからです。知識ではなく、仮説を用いて答えを導き出すプロセスが大切だということです。

また、このフェルミ推定は、欧米の学校では理科系の思考の訓練の題材として用いられているようです。私も、フェルミ推定自体というよりも、この考え方を利用した、思考訓練によって得られるメリットが大きいように思っています。

このブログは、以上に説明したフェルミ推定を使って、仮説思考の訓練の様子を公開しようと思い始められたものです。興味をお持ちの方は一緒に、問題を解いて、ぜひコメントに回答プロセスを記入してくださいね。



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