向精神薬のこと
向精神薬というのは、中枢神経に作用して、
精神状態に影響を及ぼす薬物のことをいいます。
鎮静剤や催眠剤、精神安定剤などといった薬で、
おもに不眠症やイライラの解消のために使用されますが、
服用するには医師の処方箋が必要となっています。
鎮静剤は、乱用すると一時的に神経が高ぶり、
舌がもつれるなどして言葉がうまく話せなくなったりします。
また、足元がふらついてしっかり歩けなくなることもあります。
継続して使用すると、少しの量では効果が徐々に薄くなり、
摂取量が増えていくことになります。
依存性があり、服用を止めると不安感や不眠、痙攣など、
禁断症状が表れ、多量に服用すると死亡する場合もあります。
催眠剤は、薬が作用している間の行動が記憶に残らず、
夢の中で行動しているような感覚になります。
乱用すると脳の呼吸中枢が破壊されて、
最悪の場合は死亡することがあります。
また、アルコールと併せて摂取すると強い抑制作用が起こり、
昏睡状態に陥ったり、死亡する危険性もあります。
精神安定剤は、必要としない正常な状態の人が乱用すると、
ショック状態や言語不能などの症状が起こったり、
全身の筋肉がまともに動かなくなることもあります。