妊娠中の薬の服用

妊婦さんが薬を服用するときは、
胎児に影響が出る場合があるので注意が必要となります。

副作用によっては、胎児に奇形があらわれることもあります。
この奇形があらわれることを催奇形性といい、
奇形を誘発する可能性のあるものを催奇形因子と呼びます。

薬の服用により最も胎児に奇形を引き起す可能性が高いのは
妊娠2ヶ月目(4週~7週目)といわれています。
3ヶ月に入ると脳や心臓などの重要な器官の発育はほぼ終わり、
奇形の起こる危険性はかなり低くなりますが、
4ヶ月までは催奇形性の危険があるといわれています。

妊娠5ヶ月目以降になると、
薬の服用で奇形が起こる可能性はほとんどないようです。
けれども、胎児の発育や機能に影響を与える可能性はあります。

市販の鎮痛剤や病院で処方される鎮痛剤の多くは、
非ステロイド性の消炎鎮痛剤で、
使用頻度が高く、胎児に与える影響もよく知られています。

こうした薬を服用することで、胎児の動脈管が強く収縮して、
胎児の状態に悪影響を与えるとされています。
アセトアミノフェンという消炎鎮痛剤は、
妊娠中に服用しても比較的安全と考えられています。

産まれてくる赤ちゃんのためだけでなく、自分の体のためにも、
妊娠中に薬を服用するときは、
必ず、事前に医師に相談することが大切です。

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