正しい立ち方といっても、これだけが正しいという立ち方はないというのが本当のところだろうと思います。
正しい姿勢でも同じなのですが、人によって違いがあったり、その人の状態によっても違うので、一概にこれが正しい立ち方坐り方というのはありません。
ただ、目標にすべき姿勢というのはあります。それは、何度も書いていますので、他のページを参考にして下さい。
ここで問題にする立ち方は、バランスよく立つということです。右も左も同じ動きをしたまま存在するということなのではないかと考えています。
まず自然に立ってみます。胸を軽くはり、肩甲骨を下に下げ、お腹をやや引っ込めます。このまま上半身を全く動かさないで左前に倒れていきます。
この時左足母指と足首に力がしっかりかかっていればOKです。
同様に右側へも倒れていきます。この時の差を感じ取ってみて下さい。
足だけで支えるという感じで立つということです。やってはいけないのは肩だけが前でたり、上半身だけが倒れてしまったりすることです。
如何ですか?
左右に差を感じるのではないかと思います。もし差を感じれば、踏ん張りのきかない側が異常側だということです。踏ん張りのきかない側を常にかばうようにして立っているということがいえます。
そして正しい立ち方は、踏ん張りのきかない側にやや体重をかけつつ、肩を下げ、胸を軽く反らし、お腹を軽く引っ込めた状態がバランスのとれた状態ということです。
こういう立ち方をすると違和感があると思いますが、実は、その立ち方こそが、身体全身が緩んでいる立ち方なのです。如何に自分の感覚と違っているのかがわかると思います。
楽な立ち方というのは実は、こういう立ち方を続けた場合です。ダラダラと立った状態は逆に疲れます。この立ち方なら疲れは通常の立ち方の1/5ぐらいにはなると思います。長く立ち仕事をしている人は、自分の癖を知り、弱い方へやや体重をかけるようにしていると疲れが大きく違ってくるのがわかるはずです。