1 月
08
Filed Under (今日の記録) by omisono on 08-01-2012

バランスとは人間の身体にとって、とても重要なものだとつくづく感じさせられます。

どんな屈強な身体をもっている人であっても、アンバランスがあると、見た目より、疲れを感じやすく、何かをしていてもすぐに疲れるということがあります。私も20歳になるまでは、そういう状態でした。

よく体力をつけるという意味で運動をする人がありますが、バランスの悪い人が運動をすると必ずアンバランスが大きくなり、余計に疲れやすくなったりします。もちろん適度な運動をすれば運動は決して悪くないのですが、適度という意味が正しく理解されていないことが殆どです。

適度とはどういう意味でしょうか?

適度というのはバランス面から考えると右も左も均等に運動させるということです。また内側の筋肉も外側の筋肉も均等に鍛えなければなりません。殆どの運動は外側の運動のみで、内側の筋肉を使うことはありません。

内側の筋肉を使うためには、正しい姿勢で行わなければ鍛えられません。また、内側の筋肉は当然ですが、大きな動きをすれば全く鍛えることができません。主に姿勢を維持するための筋肉なので、座る。立つ。という当たり前のことが訓練になるのです。
これを知らないで運動をすると外側の筋肉のみが鍛えられ、やがてアンバランスが起こってしまいます。

最近、テレビや雑誌などでインナーマッスルを鍛えるというようなことを 書かれているのがありますが、見てみると殆ど大きな動きであり、正しくインナーマッスルを理解していないものが殆どです。

このブログでも紹介した究極の運動法に代表される運動法は、やってみるとわかりますが、殆ど動かないのにかなりの運動量になることを体感することができます。数回やっただけで身体の中から温かくなったというような感想をよくききます。

普段から外側の筋肉ばかりを使っていると姿勢を維持する筋肉が弱り、これらの運動を行うことがとても大変だと感じたりします。また使っていない筋肉なのでどう動かして良いかがわからないという人も多く、こんな単純な動きが何故できないのかと口を揃えていうのです。普通ならそういうことはありえないことです。

適度な運動をしていると勘違いして、歩行を続けている人がありますが、歩行も外側の筋肉を使う歩き方しかしていない人が殆どです。いわゆる、小手先だけの歩き方というような歩き方です。

その歩き方の代表的なものが、パーキンソン病における小股歩行前方突進後方突進と呼ばれるような歩行方です。健常者がそんな歩き方はしていないと思われるかもわかりませんが、よく観察してみると、若干ですが、そういう歩き方をし続けている人が多いのです。

よく歩く患者さんが、腰痛などの症状を訴えて来院するとそういう歩き方をして入ってきたりするのです。もちろん、本人は全く気づいていません。小股歩行はその代表的な歩き方です。体幹を全く捻ることなく、足だけで歩行してしまうので、倒れ込むような歩行の仕方をしていたりします。体幹軸が全くねじれていないので、いわば幽霊のような歩行になってしまうのですが、本人はよく歩いていると錯覚しているのです。

歩くというのは下半身と上半身と首がそれぞれ逆方向に動く運動です。つまり脊柱の下部と中部、上部を逆向きに捻れさせることで、その反動を使ってうまく手足と頭を動かして運動しているのです。魚が水中を泳ぐように動けなければ決して正しい歩行とはいえません。そのことを理解せずただ歩けば良いと思っている人は、必ずどこかに異常を訴えることになります。運動量によっても違いますが、どこかで必ず問題が発生するのです。

しかし、そんなことを問題にする人は殆どありません。最近はメタボという言葉が流行、医者が歩きなさいと指導することで、歩行をする人が増えましたが、元々あまり動かない人が急に歩行をしはじめると必ず、アンバランスのある歩行をしてしまうので、時間とともにリスクが大きくなり、徐々に運動が制限されてくるのです。歩行をして運動をしているから血流が良くなると考えているのは、初期の段階のみで、正しく歩行をしないと必ずどこかに痛みがでてくるのです。

運動をすればアンバランスが生じ、それが元で使わない筋肉は余計に使わなくなります。スポーツでもそうですが、練習すればする程下手くそになってしまったということがよくあります。特にゴルフなどは、それをよく感じるスポーツの一つだと思います。練習時間が長ければうまくなるスポーツではないですね。

身体の使い方を意識しないとうまくならないスポーツだと思いますので、高齢になってはじめるとなかなかスコアがあがらなかったりします。身体の使い方に気をつける生活をしていれば、ちょっと練習するとうまくなったりすることもあるので、身体の使い方がとても重要なスポーツですね。それは現役の選手にもいえることだと思います。

ゴルフでスコアをあげたかったら、普段の身体の動きに注意する生活を送ることだと思います。是非究極の運動法をマスターし、普段から行ってみて下さい。練習しなくてもきっと良いスコアが出やすくなると思います。そして体調を崩すことが少なくなると思います。現役の選手も趣味でやっている人も正しい運動法をマスターし、正しく運動を適度にやってもらいたいと思います。



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