8 月
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Filed Under (「気」の診断(筋力検査)の考察) by omisono on 28-08-2010

虚実の判定と同様に忘れてはならないのが、気水血の判定です。
気の異常であるか、水の異常であるか、血の異常であるかという判断がその刺激の方法を決めることになるでしょう。

虚実の判定によって補瀉を行う訳ですが、単に真気を注入し、邪気を取り除くという方法だけでは不具合がありそうです。そこには気水血のような質に関する問題が関係してくると考えられます。気の診断はイメージングのシステムです。虚実のみで行おうと思えば、それだけでも十分治療が可能ですが、それに気水血を組み入れるとより深い理解が得られることは間違いないと思います。
深い理解ということは、ひとつの刺激で多数の異常反応を消去できる可能性があるということです。つまり効率がよいということでしょう。理論上の効率の良さと実際の反応の取れ方とは違う場合があります。虚実の判定に邪気と真気の概念を捉えることは、理論上とても効率がよいように思えます。たしかに臨床上もイメージングがしやすくなるのですが、現実的にはそれだけではイメージングが詳細になっただけという点もなきにしもあらずです。
虚実の順位をイメージングしただけでも同様の効果が得られそうです。
臨床上、やってみて、それをどう解釈していけば良いのか・・・。というのが一番重要な点です。

これが最大の問題ですね。理論がしっかりしていても臨床的に不具合があれば、改造しなければなりません。とにかく臨床的に不具合のない理論でないとどんな高尚な理論でも意味がありません。

どうやって気水血の理論を組み入れていくか?
これについては、自分なりのシステムが必要だと思いました。虚実の判定で1~5の段階を作りました。それと同様のことをやって数値化してみたいと思いました。気水血は連続していると考えると、1~10段階ぐらいでいいかなと思います。
1を気の病、5を水の病、10を血の病と考えると、1~10のメモリを置いて、その上を指先でなぞると反応点がわかります。

もちろん、これもイメージングがしっかりできていないとなかなかわかりにくいですが、デジタルでないアナログ的な観察ができるので、5が反応点だとすると、 3か4あたりで徐々に盛り上がり、5で頂点を迎え、6か7あたりで下がっていくという変化を観察することができます。この場合、どこが1でどこが10であるのかをハッキリとイメージングする必要があります。

異常反応がなくなると気のところの1か2あたりでうっすらとした反応がみられるようになるようです。これももう少し観察が必要なようですので、今後、条件によって変更があるかもわかりませんので注意してみていきたいと思います。

全てが中立な状態、つまりバランスのとれた状態とはどんな状態なのでしょうか?
この問題も大きな問題ですね。どこで治療を止めれば良いのかというのが問題点になります。次は中立の問題を少し考えてみたいと思います。



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