「グラウンドってさぁ、どうなってんのかな」
「知りません行きません関わりません」
「だってさぁ、校門までダンジョンになってるくらいだよ? 興味持たないのカナエ副」
「持ちませんありませんていうかもう聞きませんよ会長?」
「ヨツヨヅキ君、近頃カナエ副冷たいよねー」
「よねー」
あぁ、さっさとこのダンジョン化した学校から抜け出して家に帰りたい。ウザいことこの上ない。
「まぁいいや、俺たち先行ってるんでよろしくね、カナエ副」
「行ってらっしゃいませ、んでボコられてらっしゃいませ」
全くもう。しかし、出口は何処にあるんだろうか。
とか歩き回りながら考えていたら、急に周りの景色が変わった。一瞬まさかと思ったが、間違いなくグラウンドの風景だ。ということはつまり……
「アンタらか犯人はぁぁぁっ!」
「そ、そんな事はさておきダンジョンにれっつごー!」
殴りかかったもののあしらわれて反動でダンジョンの中に飛び込んでしまった。あしらいスカーフなんて卑怯だぞコラ。
**
いや、実際ね、そんなにここは難しくなかったんだよ。
出てくるのも砂漠っぽい奴らだけだったし、レベルもそんなに無かったし。
でもさ、まさか思わないでしょ?
グラードンが出てくるなんてさ;
<グラウンド12階>
「グオオォォォォォッ!」
「「出たぁぁぁぁ!!」」
ちょ、無理だろコレ! 勝てるわけないだろ! グラードン相手だぞ!
「で、でもここのボスみたいだし勝つか負けるかしないと先に進めないんじゃ……」
「そんな事知るか! 生命の危機だぞコレって! 私は他人より自分の方が可愛いんだ!」
グラードンが繰り出す攻撃をかわしながら叫ぶ。ていうか、マジで遺書書いとくか?
「はっはっはーっ! ようやく俺の時代が回ってきたようだぞカナエ副! 喰らえ”いちげきのたま”ぁ!」
いつの間にかいた会長がいちげきのたまをぶん投げる。んで、結果はと言うと、
スカッ
「--って思いっきし外してるし!」
「な、なんだってーー!」
あぁもう、最後の切り札が……
「仕方ない、また探してくるか」
「はいはい、行ってらっ--ってえぇっ!?」
うぉぉい! 今何て言った!?
「いや、探しに行くって言ったんだけど。一緒に来る?」
「な、何でそんな肝心なこと最初に言わなかったんですかっ!!」
「訊かれなかったし気にされなかったから」
……こ、コイツ……
「……っ、まぁいいです。ヨツヨヅキ、ちょっと任せた!」
「Σえっ!? ちょ」
「後は頼んだぞーー!」
生きて帰ってこいよ、ヨツヨヅキ。
まぁ帰ってくるのは私達なんだけれど。
「ここここ、ここにあったんだよ」
「えらくまただだっ広い体育倉庫ですこと」
ホントに広いな。辺り一面アイテムだらけだ。
なかなか使えそうなのが揃ってるな……これなら。
「会長、そこのアレと、そっちのアレと、あとあそこのアレを取って下さい」
「こそあど言葉ってやつですか」
「いいから早くして下さい。蹴りますよ?」
「うぇ、それは勘弁」
**
「グオオォォォォォッ!」
「ヨツヨヅキぃーーっ、今帰ったぞぉーーっ!」
危ない危ない。何とか間に合ったみたいだ。
さぁ、ここからは私の出番だ。
「吹っ飛べ! ”ぎんのハリ”+”ばくれつのタネ”!」
ばくれつのタネの爆発力を利用して、ぎんのハリを吹っ飛ばす。そしてぎんのハリがグラードンの体表面につきたたる。
「グルオォォオォォ!」
ぎんのハリに反応したグラードンが哮って突進してくる。こうなったらこうなったらで第二弾を発動するまでだ。
「こっちだよっ! ”ゴローンのいし”、”まどわしのタネ”!」
「グルァァアアァァ!」
ゴローンのいしを眉間に投げつけて注意を逸らし、まどわしのタネを口に放り込んで混乱させる。ちょっと危険だが、変な体勢で硬直されてこっちに倒れられたりするのなんかよりはよっぽど確実だ。
「止めと行こうか、”エレキブースター”+”かみなりのいし”!」
エレキブースターにかみなりのいしをぶっ込んで、思いっきり充電させる。だけど、これだけじゃまだ不十分だ。
「畳み掛けるよ、”あめだま”!」
さっきまでグラードンの”ひでり”のお陰で少々埃っぽい。だが、そ こ が い い 。
ここの砂は少し塩っぽく、水に溶けると多少電気が流れやすくなる。そこが狙い目だ。
「放て! ”きんのリボン”+”カギ”!」
エレキブースターときんのリボンで繋いでおいたカギを、できるだけグラードンに近くなるように投げる。と同時にエレキブースターの近くから飛び退き、ゴローンのいしを投げつけて溢れ出そうになっていた電気を決壊させる。
「いっっけえぇぇぇ!」
バリバリバリバリバリバリバリ!
エレキブースターに溜まっていた電気が、きんのリボンとカギを通じてグラードンの体表面につきたたっているぎんのハリに雷を落とす。
「グルォアアァァァ!!」
放電特有の大きな音と、グラードンの絶叫、そして大雨の雨音が広いグラウンドに木霊する。
電撃が収まった頃には、グラードンから黒煙が立ち上っていた。
「グ……ググ……」
あれだけの電撃にも関わらず、意識を保っていられたグラードンは恐ろしい。ついさっきまでこんなのとやり合ってたんだ、私……
「グルル……」
低いうめき声とともに、グラードンが倒れ込む。
……やった? 私、やったの?
「ぃぃぃやったぁぁぁ!」
「私の台詞取んなヨツヨヅキぃぃぃ!」
------------------------
よ、ようやく終わった……;
随分とかかったよ今日。多分バトルシーンはコレが今の限界。使い切っちゃったよ体力。
だって今日だけで3時間かかったんだもん(
っていうかね、バトルシーン書いてる間横でガリレオやってたんだよ! だから微妙に科学的なんだ今日。
ダンジョン最深部での伝説戦はもはやデフォ(
「ここ……ホントにミュウが居るんですかね」
「推測だと一番確率が高いんですが何か」
「推測だったんかい(`A´')」
「そんなこと細事細事、さて、行こうか」
**
<生物室6F>
「いや、やっぱレベルが高い仲間が居ると楽だね」
「褒めても何も出はしないがな」
ああもう、なんでこんなに無駄に強いんだこのミュウツー。
レベル高いお陰で戦闘全部引き受けてくれるのは有難いけどさ。
「まぁ楽だからいいんじゃない?」
「いいわけあるかこのヘタレ」
もういいよ。放っとけこんちくしょうめ。
「カナエ副、先行っとくよ」
ふてくされてたら、置いてかれた。
<生物室7F>
「あれ!? なんだこの階層!」
左右には壁。そして先には曲がり角。つまりは、
「迷路だな」
「迷路だね」
「迷路だよね」
満場一致で迷路ですが何か。
「ふふ、まさかこんなこともあろうとは。なかなかに面白--ッ!?」
手だぁ! なんかでっかい手がミュウツー掴んで飛んでったぁ!
「ちょ、何あれ!?」
「俺も知らない知らない! 一体何事!?」
「あゎゎ...((((゚Д゚;)))」
あれ、よく考えたら放っといていいんじゃない?
扱い面倒臭いしどうせイベントキャラだし(酷
「と、とにかく追わなきゃ」
「えぇー、いいじゃないですか別に」
「でもやっぱ追わなきゃだし……」
「いやもうだから追わなくていぃ゛っ!?Σ(゚Д゚')」
あれっ!? 体がっ! 体が浮いてるぅっ!?
「あまりにも追ってくれないのでな。”サイコキネシス”だ」
犯人はお前かあぁぁぁ! 壁一枚向こう(意外と近かった)からなにやってくれてんだぁぁ!
っていうかもうちょいサイコキネシスのコントロール正確にしろぉぉ! 壁に当たってる擦れてる削れてるぅ!
「我慢しろ、早く助けに来て欲しいのでな」
「知るかぁ! そんな連れてき方だったら到着一番にお前を殴ってやる!」
ああもう、変に元気だな私達。
それにしても早く着かないかな。いい加減痛くてしょうがない。
「悪い、では最短距離で案内しよう」
ドガァッ!
危ねぇぇぇ! なんか壁突き破って飛んでいったぞ!
「心配するな。健全な”はどうだん”だ」
「お前今のその台詞にツッコミ所満載なの分かってんのか!?」
まぁツッコミ所はおいといて、お陰でミュウツーには追いついたワケですが。
「ふふん、どうやらあいつが犯人のようだな」
とまぁ、ミュウツーが指した先を見ると一匹のタック(※)が。
なるほど、納得。
「では、頼んだぞ」
とミュウツーが言ったかと思うと、
私のことサイコキネシスで思いっきり投擲しやがった!(25m/s)
んで、勿論”投げた”ワケだから私の体はサイコキネシスから解き放たれて通常の投射運動を始めたわけで。
そんでそのまま重力のまま落下が始まったワケで。
……ってオイ! 私にスタントの趣味はないぞ!
こんな状態で着地したら間違いなくデッドオアデッド! 死から逃げられねぇよさようならグッバイ私の人生!
と、思ったら。
「ぎゅみッ!?」
はい、タックと衝突して一命を取り留めました。なんともベタな展開。
すると、
「あ、あぁあっ! 解けちゃったぁぁ……」
なんかミュウが出てきたんですが;
**
「あぅぅ、本当にご迷惑お掛けしました」
問いつめてみると、ミュウも彼(彼女?)なりに家族やらなんやらが居ないのが寂しかったらしく、遺伝子的に一番近い存在であるミュウツーが来たことでちょっとハシャぎ過ぎたとのこと。
タックの姿も便利だから使っていたとのこと。以上。
「あーはいはい、それじゃ無事ミュウツーも送り届けたし私達はこれで」
「えぇ、まぁ、それじゃあまた機に恵まれたらお会いしましょう」
あとそれとミュウツーが何か言ってたみたいだけど気にしない聞こえない。これからは用心して伝説をあしらおう。
------------------------
というワケで学校不思議なダンジョンミュウツー編終了と。二話しかなかったけど(
ちょっと長かった、うん。削るとことか見直してみよう後で。
ちなみにツッコミ所ってのは
①心配するな→何も心配してねぇ!
②健全な→明らかに言葉のTPO間違ってるし!
③はどうだん→Lv的にありえない技使った!
ってな感じです。
それと25m/sってのは秒速25メートル、つまり時速90キロです。速度的にヤバいです、かなり。よく生きてたなって感じです。どっちも。
まぁそんな感じで。グダグダになりすぎないよう気を付けます(
※タック:”星のカービィ”シリーズに登場する盗人猫(?)正式にはT.A.C. だった気がするけどタックでもOKだったはず。ちなみにコピーできる能力は”コピー”。肥大化&分離する手を飛ばしてカービィのコピー能力やヘルパーを分捕って風呂敷に詰め、逃走する。終いには大空に飛んでゆく(
USDXの情報があったのでミュウの変身した姿としてゲスト出演でした。
「問おう、私は一体何者だ?」
「いや、そりゃあ……ねぇ。見たまんまなんじゃ……」
「そうか、分からないのか。だったら君達の中身を見てそこから判断するまでだ」
「それなんて怪物強盗!?」
はぁ……。全く、ダンジョンにはどうしてこんなにハチャメチャな奴らばっかり出るんだろう。
「私がハチャメチャだという証拠は何処にある」
「その物言いと思考に全てが凝縮されてるよ!」
「……そうか。で、何処なんだ結局」
「人の話を聞け!」
はぁー……、こんなカオティックな状況になった理由、知りたい?
……まぁ、知りたいってんなら咎めはしないよ。どうぞ。
***
第一理科準備室-通称生物準備室-って部屋は、奥に行くに従って変なモノがあるとの噂で持ちきりだ。
そしてなぜその部屋が私達の目の前にあるかというと、
「じゃあさ、ここもダンジョンになってたりして」
という、某万年血迷い野郎がそんな事を言っちゃって、そのまま実行する流れになったからだったりする。
ちなみに、隠さなくても分かるよね。あんなことぬかすのは会長くらいだしさ。
というわけで、突入しちゃいました、生物準備室に。
**
<生物準備室7階>
「ん……」
ヤバい、何か寝てるよ。
まさかあの白いボディとちょっと華奢な四肢、そしてなんか意外と堅そうな尻尾、
「ミュウツーってやつだね」
「ヨツヨヅキ、言わなくてもいいよ。予想は付いてた」
「んん……」
ヤバ、起きそうな予感。
「んん……お早う」
って起き抜けにそれかぁ! 起きてただろお前!
「いや、完全に寝ていた」
「止めて読心」
「まぁそんな細事はどうでも良い。ところで」
「ところで?」
「問おう、私は一体何者だ?」
と、なんともアレな発言をされたわけですよ、このミュウツー殿は。
というわけで話は冒頭に戻るわけだけれども。
***
「はて、何故私が君に命令されなくてはいかんのだ」
「誰も命令なんかしてない」
「先ほど凄い剣幕で『人の話を聞け!』と言っていたではないか。前々から人間は面白いと思ってはいたがまさかこれ程とはな」
「いやそれはいわゆる言葉の文とかそういうやつでさ……(汗)」
「ふ、時にはそういう事もあろう。だが、私が何者かという問いには未だ答えが出ていないのは気の所為か」
うげ、まだ持ってたのかその面倒な問。
「うーん……そう言えば、ミュウツーの始祖はミュウだって聞いたことがあるなぁ」
会長GJ!d(・∀・')
これで何とかこの泥沼から抜け出せる!
やれば出来るじゃん、お母さん嬉しいよ!
……お母さんって誰のことだ誰の。
「ふむ、確かにミュウという存在の話は聞いたことがある。ならば、探してみるのもまた一興」
「そうだよね、それじゃ私達はこれで……」
「待て」
え? 一体コレ以上何を私達にお求めになるつもりですかミュウツーさん。
「言い出しっぺが君達である以上、責任は取ってもらわねばな。というわけで私をミュウの所まで連れていってはくれまいか」
いや、流石にそんな事できるわけがn
「答えは聞いてない」
「それなんてライダー!? ってか止めて読心!」
「まぁ、そういうわけで暫く厄介になると思うが宜しく頼む」
「あ……うん……」
今の気持ちを一言で表すなら、うん、orzだね;
「AAと言葉とは別物ではないのか?」
「いい加減止めて読心」
------------------------
というわけで中断しましたがようやくの完全版(?)です。
なんだかんだでミュウツーが仲間になりましたね。ちなみにレベルは50くらいらしいです(他人事
ってorzってAAに分類されたかどうか俺は知りませんよ、なので突っ込まれるのは覚悟の上です(
「そういえばさぁ、外には出られないんだっけ」
とは会長の曰く。
……あ、何で気付かなかったんだろう;
このカオスな空間から脱出出来るじゃないか。
「よし、じゃあ校門へ出発しよ」
と、歩きだして数分、校門をくぐったかと思うと、
「ここにもダンジョンの呪縛が!?」
そう、ダンジョンに突入しちゃいました。
**
<校門15階>
「こんな時間に校門に何の用だ貴様等ぁぁ!」
「ディアルガ出たあぁぁぁ!?」
今、私達の目の前にいるのは、なんかゴツゴツした水晶的なモノが体から生えてたりする青いドラゴンっぽい生物……間違いなくディアルガだったりする。
ていうか伝説だよね!? 神の称号持ってるよね!? 何でこんなところにいるワケ!?
「決まっているだろう、時の神として遅刻者の取り締まりだ」
「神関係ねぇ! しかも今日日曜だし!」
「知ったことか。それより貴様等、この時間帯に此処にいるという事は遅刻者かサボリだな!? よかろう、このディアルガ、全力で粛正してやろうッ!!」
「だから今日は日曜で学校休みだって言ってるじゃん!」
「でもそんなの関係ねぇっ!」
「少なくとも風と桶屋よりは関係あるわっ!」
あぁもう、全然話聞く耳持たないし。
ダメだコイツ、早く何とかしないと。
「だいじょーぶ、ディアルガははがね/ドラゴンだから格闘技に弱いんだ、だからカナエなら有利に戦えるよ!」
「私はか弱いノーマルタイプだっ!」
「仕方ないなぁ、じゃあコレ、”てつのトゲ”で」
「ええい、ゴチャゴチャ五月蠅いッ! 一気にこの”ときのほうこう”でカタを付けてやる!」
あ、なんか凄くエネルギーが集まってるような……
ってこれヤバいよね(汗)
「そんなときにはコレ、”縛られのタネ”~☆ とうっ」
「アンタそれ持ってんならもっと早く使えぇぇ!」
と、会長が軽~く投擲した縛られのタネは、
「はっはっは、このディアルガ、溜め中だから動けないという事は無いぃッ!!」
というウザいディアルガの一言により、地面に転げ落ちちゃいましたが何か。
ってまだディアルガ動き回ってやがるし!
「HAHAHAHAHA☆ ほうれほうれまだまだ動けるぞおぉっ!?」
ズデンっ!
ふふ、ウザい事ばっか言ってるからこけたじゃんか。良い気味だ。しかもちょっと顔とか埋まってるぞ(笑)
「だがしかしッ、こけたって技の発動は止まらない--って顔埋まってちゃ撃てねぇっ!(滝汗)」
ふふふ、そうかそうか。
さて、どう料理してやろうかな(黒)
「ぎゃあぁぁ! なんか怖い足取りで近付いてくる! お願いしますゴメンナサイ怖いからそんな歩き方で近付いて来ないでぇぇぇ!!」
「知るか。さて、この”てつのトゲ”でじっくり痛めつけられるのと、私のメガトンパンチを何度もボディーブローされるのとどっちが良いかな?」
ディアルガ、ご愁傷様(by水面・ヨツヨヅキ)
**
いやー、随分と暴れてすかっとしたなぁ。
なんか日頃の鬱憤を晴らし尽くした感じ(悦)
「完全にSだな……;」
「同感……;」
なんか後ろで役立たず二人が何か言ってるけど知らない知らない☆
「こほん、仕方ない、校門からは出られなかったけど裏門からはどうだろう」
とか会長がぬかしやg……こほん、おっしゃったのでとりあえず裏門へ。
**
<裏門15階>
「お願い! お願いだから即帰って! ねぇ!」
さあさあ、またダンジョンに迷い込みましたよ。
しかも最下層にはまたカモもといディアルガが。
「さぁて、ちょっと憂さ晴らしにまた虐めようかな」
「イジメカッコ悪いっ!(泣)」
いやー、今度から嫌なことがあったら校門に行こう(酷
------------------------
と、いうわけでディアルガの災難編もとい校門編でした。俺の中では伝説はおいしいカモが大半(酷
それとこのシリーズは話書く度に使う効果(?)の傾向が変わる謎。
初回→顔文字
二回目→太字
今回→セルフツッコミ及び会話ネタ的文法(?)
それと。
「学校不思議のダンジョン」のお題なるものが。
相互の鶸音卜人さんのとこで配布してあります。左のリンクよりドウゾ。
戯言。
鼎の初期レベル/現在レベル→20/37
会長の〃→12/22
ヨツヨヅキの〃→19/33
みたいな感じ。鼎は残り二人を時々ボコってるからレベルが上がりやすいとかそういうわけじゃなく、とりあえず戦闘が多かったから。ちなみに非戦闘者への経験値配分は初代ポケモンの学習装置より低いです。
なのに会長のレベルが意外と上がってるのは元々必要経験値が雀の涙程度(ぇ)なのと、ディアルガとの戦闘が二回あったから。ディアルガも本当はそこそこ強いのに初回の戦いでトラウマ植え付けられちゃってるから経験値効率が非常に良いという罠(
ヨツヨヅキはそこそこ戦ってるけどヘタレだから経験値の高い戦いは専ら鼎が一人で戦う羽目に(
「あの、痛いですカナエ副」
「同じく、めっさ痛いですカナエさん」
とりあえず調理室でか弱い乙女である私にだけ戦わせたという事で二人(一人と一匹?)をボコって元々の今日の目的である生徒会室へ向かう。
「やっぱり、どの教室もあんなんになってるのかな」
「だとしても二度と私の足を引っ張んないで下さい会長。アンタのお陰で私死ぬかと思いました」
ホント、死亡フラグまで立てやがって。無事だったからまだ良かったものの。
「そんなこんなでやってきました我らが生徒会室」
「会長、さっさと開けて下さい。お陰で酷い目に遭ったんですから」
「あはは、悪い悪い。じゃあ早速開けようか……っと」
ズガン、ガコン、ドゴッ
「よし、開いたよ」
「相変わらず何の音なんですか何の」
ウチの生徒会室の鍵の構造って一切不明だ。もう半年にもなるけど謎しか増えないから考えるの止めた。
「あっちゃー、ここもか」
「うげ……今度は追っかけられないで下さいよ」
「善処します( ´_ゝ`)」
「確実に期待できないリアクションはやめれ」
**
<生徒会室7階>
「いやー、人数が多いと楽でいいねぇ(悦)」
「いやー、人数が多いときつくてやだねぇ(怒)」
まぁ予想通りというか何というか、やっぱり足手まといだわ会長。どうも狙われやすいのなこの人。
「自分で自分の身を必死に守らないでいいなんて凄く快適( ´∀`)」
「自分以外の身も必死に守らなきゃいけないなんて凄く不快(`A´ )」
いっそこのまま敵に襲われるままに逃げまどってもらいていくらいだけど流石に立場上ヤバいかなと思って渋々会長を守る。いい部下を持ちやがりましたねこのやろう。
<生徒会室12階>
あれ、なんだか深いぞここ。一向に最後まできた気配がしない。それにしても
「お腹減った」
「よし、これまでの報酬として俺の弁当を差し上げよう」
「マジですか会長!?」
「うん、どうせお粥だし」
とりあえず頂きました。
冷てーなオイ。会長が食べたくなかった理由がよく分かる;
<生徒会室20階>
「カナエー、ようやく最深部きたっぽいね」
「ここまで長かったな」
「私はアンタらのお陰で100階ダンジョン潜った気分だよ……」
「気にすんな、give-and-takeだ。ところで」
「?」
「何コイツ」
「?」
「だから、このアブソル」
「奇遇、僕も同じようなこと考えてた」
アンタら、これ以上私に精神的ダメージを与えるんじゃないぞ。きっと洒落にならない事になる。
「仕方ないさ。生徒会室でさえ手がかり何もなかったんだから。次は職員室かパソコン室辺りを狙ってみるといいさ」
「それ以前にレベルアップして下さい。アンタより私が先に死にます」
「全くつれないねぇ」
誰がつれないんだ全く。帰ったらイジメ尽くすぞ。
そして手がかりを求めてまたどこかの教室に向かうのでした、ちゃんちゃん♪……って何のオチじゃこりゃ!
------------------------
ちょっとgdgd気味の生徒会室編。このメンバーにマジで潜らせると要らん時間喰いますねきっと。
やっぱり特色ある教室でないと使いづらいというか何というか。
だって生徒会室なんてカオスすぎるが故にむやみやたらにウチの学校モチーフに出来ないし(
やっぱ妄想を膨らませる発酵時間は必要ですね。
ドアを開けると、そこは不思議のダンジョンでした(泣)
全く、何でこんな事になってるんだろうか。
今、私の目の前にあるのは「調理室」と書かれたドア。
手に持っている携帯電話には新着メールが一件。
__________
From:会長
Subject:助けて!
__________
(本文)
さっき病院からこっち来たんだけど家庭科室が凄いことにいぃいぃぃぃぃ!
とにかく早く助けてぇ!(泣)
__________
会長、あんた殺しても死なないよ、今は。と返信しておいた。
さて、話を戻すとしよう。
恐らく会長が居るのはこの「調理室」に間違いない。
会長曰く「家庭科は調理だけで充分だから」云々。
そして休みの日はこっそり溜め込んでおいた食べ物を食べに忍び込んでいることも把握済み。
「あれ? どうしたのカナエ? 入らないの?」
「ちょっと考え事をね」
横でなんか五月蠅いのは本人曰く「気が付いたら迷い込んでた」アブソルのヨツヨヅキ。ちなみに♂らしいけど知るかそんなの。
ちなみにカナエとは私のこと。浅黄鼎、それが私の名前。とある高校で生徒会副会長の座を仰せつかっている極々一般的な女子高生(のつもり)。
「カナエー、早くしてよー。僕待ちくたbあだっ!」
「五月蠅い。もう少し会長をどう料理するか考えさせて」
「ぅあー、また手ぇ出しtひゃあぁぁ!? ツノ掴んじゃダメ、ダメだって! ギブギブ!」
あまりにもヨツヨヅキが五月蠅いのでとりあえず手を離してそそくさと調理室へ突入する。
**
<調理室、地下4階>
教室一つ一つが不思議のダンジョンになっている上に、そこにはどっかで見たことのあるク○ボーや○ぐれメ○ルやワドル○ゥみたいなのがうじゃうじゃ出てくるのが今の我が学校。
ちなみに教室関連のモノも混じっているらしく、包丁や泡立て器まで襲ってくる始末。最早カオスを越えたねこりゃ。
「カナエ、メール来てるっぽいよ」
「ん、会長からか」
__________
From:会長
Subject:早く!
__________
(本文)
あの……、流石に俺Mじゃないんで放置プレイとかは無しの方向でお願いできますか?
っつかホントに怖いの! マジで早く助けに来てぇぇ!
__________
よし、このメールを放置プレイしてやる。
せっかく助けに来てやってるっていうのにこのいらんこと言いめ。
「ヨツヨヅキ、無事に救助完了したら会長をシメるから手伝いなさい」
「いや、僕はそういうの好きじゃないんで」
カオスな空間ながらもこうやって余裕に話してられてるのはまぁ、偏に元々私がそこそこ喧嘩強いってのもあるが、どうもレベルアップしている所為のようだ。
ちょっと足も速くなったし腕力もちょっと上がった。とりあえず理科室の人体模型くらいなら余裕で倒せるくらいだ。
とかなんとか色々しつつ歩いてると階段に着いた。
会長が先に料理されてちゃ困るので放置プレイもほどほどに次の階に進む。
<調理室、地下5階>
「にぎゃあぁぁぁぁ!」
と、汚らしい悲鳴を上げて逃げ回っているのが我が校の生徒会長、水面二次(みなも ふたつぐ)。
「え、ちょ、まさかアレって……」
会長を追っかけてるのは紫色で、なんか腕が伸びて、ぶっとい尻尾があって、なんか体中が蛇腹というか算盤の珠っぽくて……ってまさか!
「そうだね、ドラピオンだね」
「やめて読心」
そう、ドラピオンでした……って思いっきり勝てなさそうな相手じゃねーか!
「大丈夫、今のレベルアップしたカナエなら負けないさ」
「それは相打ちも有りうるって事か!?」
「ごめん、否定できないだだだだっ!」
こうなったらこっそりと階段を探して会長を蹴落としてからさっさと降りるしか無事に進む方法は無さそうだ。
「--あっ、カナエ副ぅーっ!来てくれたんだねぇーーっ!」
「ってなんでこっち来るの会長ーーっ!?」
あの馬鹿あぁぁぁぁ! せっかく無事で済む方法を考えついたのにこれじゃ私まで追っかけられるだろうがぁぁ!
「大丈夫、キミなら負けないさーっ!」
「アンタもそれ言うかぁーーっ! ていうか普段の私がそんなヤツ相手に勝てるとでも思っての発言でしょそれ!」
「え? 無理だったの?」
「酷いことをさらっと言うなーっ!」
逃げながらの会話。うん、やっぱやるしかないのかな;
「他の敵居ないし、多分そいつがこのダンジョンのボスだね。脱出したかったら倒さなきゃ」
「私には選択権ないんか」
あーもういい! 殺るか殺られるかなら殺ってやるよ!
ということでダッ、と横に跳躍してから壁を蹴り、ドラピオンが伸ばしてきた腕を避けつつ横に回り込んで、腹の凹んだ部分に思いっきりボディーブローをかます。
「これキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!」
「はい? ……何事?」
どうもツボに入ったらしい。なんというツボをつく。しかも防御が上がったらしい。私、絶体絶命。
やっぱ私は相打ちか!? ……否、絶対生き残ってやる。
「カナエ副、生きて……帰ってこいよ」
「なっ、何縁起でもないこと言ってんだ会長っ!?」
最悪だ、死亡フラグ立てやがった。
「グオオォォォォォオォォォォォッ!」
「なんかもう化け物だコイツ! 手ぇ貸せヨツヨヅキ!」
「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「勝てるかコラァ!」
もうダメだ、これ以上戦っても勝てない、寧ろ負ける……そう思ったとき、
「グオオォォォォォッ!?」
目の前のドラピオンが……消えた?
「落とし穴だね。ココから先に進めるよ」
……もういい、ゆっくり行こう、うん。
そのあと何とか脱出して二人をボコったのはまた別の話。
------------------------
という落書き。
なんか学校帰りに思いついたネタ。思いがけず長くなったけど楽しかったからいいや、みたいな。
基本ギャグはそんなに得意じゃないんで練習みたいな事もありうるかも。けどこのシリーズ不定期に書きたくなりそうで怖いな(