早春賦

Ξ 2 月 15th, 2008 | → | ∇ Music |

 


2月はぼくの誕生月でもあるのですが、
いやはや、
寒い時にこの世に出てきたものです。我ながらご苦労さん!
オギャーと生まれた日は雪がちらついていたそうです。
お陰で大人になってからは邪念がちらついてます。


2月の中頃は立春が過ぎて丁度春が待ち遠しい季節なんですねぇ。
♪春は名のみの風の寒さや~
「早春賦」実はこの歌、長い間題名だけしか知りませんでした。
小学校で習うのかな?覚えがないんです。習ってないと思うんです。
もしかしたら、たまたま風邪か何かで休んでたのかも???


という訳でこの歌を知ったのが3年前、「へぇ~良いメロディだなぁ」
ところで、この早春賦の賦って何だ?分からない時は広辞苑。
引いてみたら・・・


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
割り当てること。配ること云々・・・
漢文の韻文体の一つ。事物の様子をありのままに表し、
自分の感想を付け加えるもの。対句を多く用い、
句末は必ず韻を踏む。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

って書いてありました。


う~ん、ウグイスがものを思うって比喩的だしなぁ、しかも
事物の様子をありのままに表してないし、
第一、この歌詞のどこに韻が含まれてるの?
作者は何でこういうタイトルを付けたのか・・・あ~あ、
気になって気になって夜も眠れません、地下鉄以来だなぁ・・・
へへへ、懐かしい「地下鉄漫才」の三球・照代みたい。


春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。


氷解け去り 葦はつのぐむ。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空。
今日もきのうも 雪の空。


春と聞かねば知らでありしを。
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か。
いかにせよとの この頃か。


で、色々悩んだ挙句無理やり結論付けました。
実は松尾芭蕉の作に「松島の賦」とか「烏之賦」などというのがあります。
心情をそのまま表現する俳文(こういうことを偶然知っていました)なのですが、
芭蕉翁も漢詩に傾倒していたということをこの作者もよく知っていて
それを真似たのではないのかな?きっとそうだ!間違いない!
ちょっと強引かな?ま、いいや、ゴーイング・マイ・ウェイさ、アッハッハ。

という訳で2年前に録音しました。

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