2009年度の定例研究会の記録

12 月 12th, 2009

話題提供者の右に設置したリンクから発表資料をダウンロードすることが可能ですが,閲覧にはパスワードが必要となります.パスワードには研究会メーリング・リストのメンバーのみアクセス可能となっております.

第21回定例研究会


今年度は、様々な異文化接触の経験を持つ外国人や研究者をお招きし、「当事者の視点からみた接触場面の変容」について考えます。また、そこから、接触場面の変容を捉えるための研究方法の可能性についても、さらに議論を深めることができればと思います。

第1回目は、アジア(韓国)とヨーロッパ(ブルガリア)からの日本居住者をお招きし、来日前後の言語使用状況と言語意識の変化、また日本での様々な接触場面に参加する際に、どのように自己のインターアクションを管理しているかについてお話を伺います。また、そうした地域出身者の言語意識と言語管理の共通点と相違からは、今後の接触場面研究のあり方に対し、どのような示唆が得られるかを考えたいと思います。

日時:
2009年11月28日(土) 10:30-12:30

場所:
千葉大学(西千葉キャンパス) けやき会館会議室3(2F)

話題提供者:

1.澤 恩嬉(韓国出身、山形短期大学)21th_2009_sawa
2.ヨフコバ四位 エレオノラ(ブルガリア出身、神田外語大学)21th_2009_yovkoba-shii

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2008年度の定例研究会記録

7 月 25th, 2009

話題提供者の右に設置したリンクから発表資料をダウンロードすることが可能ですが,閲覧にはパスワードが必要となります.パスワードには研究会メーリング・リストのメンバーのみアクセス可能となっております.


 

第20回定例研究会テーマ: 「接触場面の研究方法の現在2」

今回は、前回の「接触場面の研究方法の現在 1」に引き続き、接触場面の変容を捉えるための研究方法について考えます。特に、香港人の参加する接触場面、韓国人の参加する接触場面を研究対象とする場 合、そのプロセス研究としての手続きとデザインの可能性と留意点についてディスカッションをする予定です。


日時:
2009年7月18日(土) 10:30-12:30

場所:
神田外語大学 6号館1F プレゼンテーション・ルーム

話題提供者:

 

  • 「外来性の視点からみる接触場面研究の方法―香港人接触場面研究を例として―」
    サウクエン・ファン (神田外語大学) 20th_Fan
  • 「接触場面の「参加者」の視点から見る接触場面研究―韓国人接触場面研究の例として―」
    高民定 (千葉大学) 20th_Ko

 


 

第19回定例研究会テーマ: 「接触場面の研究方法の現在1」

今年度は「接触場面の変容」をテーマに、グローバリゼーションを背景に移動する人々がどのように接触場面をとらえ、社会に参加しているのかを探ることを目的として研究会を開催しています。
今年度の後半は、従来の研究に見られる特定の場面のディスコースに対する言語管理(接触場面における言語管理)と、個人が接触場面に対して持っているさま ざまな言語使用の意識(接触場面に向かう言語管理)、さらにそうした意識に関わっていると想定される出身地域社会や現在住んでいる社会の言語習慣や言語政 策とをつなげる研究方法についてディスカッションをしていきます。

日時:
2009年6月6日(土) 午前10時30分~12時30分

場所:
千葉大学 社会文化科学系総合研究棟4階 共同研究室2

話題提供者:

 

  • 「ディスコース・レベルから明らかにする接触場面の変容」
    村岡 英裕(千葉大学)19th_Muraoka
  • 「社会と談話をつなげる研究方法を考える」
    石田 由美子(神田外語大学)19th_Ishida

 


 

第18回定例研究会テーマ:「文献から見る接触場面研究の現在2」

今回は、前回に引き続き、文献から見る接触場面研究の現状について報告します。中でも、今回はヨーロッパ人、韓国人、日本人のそれぞれが参加する接触場面 を中心に、その対象地域の言語環境や言語政策、異文化接触に関する文献を見ていくことで、接触場面研究の現状や課題について考えてみたいと思います。


日時:
2008年12月20日(土曜日)10:30-12:30
場所:
千葉大学 社会文化科学系総合研究棟4階 共同研究室2

報告者:

 

  • 「ヨーロッパ人が参加する接触場面の研究」齊藤眞美(神田外語大学) 18th_Saitoh
  • 「韓国人が参加する接触場面の研究」 高民定(千葉大学)18th_Ko
  • 「日本人が参加する接触場面の研究」 村岡英裕(千葉大学)18th_Muraoka

 


 

第17回定例研究会テーマ:「文献から見る接触場面研究の現在1」

過去2年にわたり多言語話者の言語管理について研究会を開催してまいりました。今年度からは、出身地域や言語背景の異なる参加者間の言語管理を通して、接触場面の新たな姿を探求していこうと思います。グローバリゼーションによる社会変容が国境を移動する人々の接触場面をどのように変えつつあるかを考えて参ります。今年度もぜひ皆様の参加をお待ちしております。


日時:
11月22日(土曜日)10:30-12:30

場所:
神田外語大学、6号館1階プレゼンテーション・ルーム
報告者:
 

  • 「フィリピン人が参加する接触場面の研究」石田由美子(神田外語大学留学生別科)17th_Ishida
  • 「ベトナム人が参加する接触場面の研究」中川康弘(神田外語大学留学生別科)17th_Nakagawa
  • 「香港人が参加する接触場面の研究」サウクエン・ファン(神田外語大学国際コミュニケーション学科)17th_Fan

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これまでの定例研究会(2004.9〜2008.8)

9 月 25th, 2008

第16回 多言語話者の言語管理(その8):多言語話者の言語権と言語管理(2008.6.21 千葉大学)

今回は、多言語話者の言語権と言語管理について考えます。まず、話題提供として、イタリア・南チロルの例を中心に、社会レベルで、また個人レベルで言語権がどのように具現化しているかを取り上げます。また、言語権をめぐる問題を捉える一つの方法として、言語管理の観点からどのようにアプローチできるかを検討します。それにより、日本におけるマイノリティや定住外国人をはじめとする多言語使用者の言語権や言語政策、言語管理を考えるヒントを得たいと思います。

話題提供者:
山川 和彦(麗澤大学)
要旨:
イタリア・南チロルに居住するドイツ語集団は、イタリアへの併合後、地域的な自治権獲得の歴史を歩んできた。そしてその根底には、母語であるドイツ語を使用する権利が含まれている。一方、少数集団を取り巻くヨーロッパ的な枠組みが変容する中で、南チロルにおいても自治法が改正され、政治的な環境も変化しつつある。今回の報告では、具体的な言語関連の諸規定を主として取り上げ、言語生活に関する統計資料、社会的変化にも言及しながら、具体的な行政区画の中で、言語権がどのように具現化しているのか考察してみたい。
コメンテータ:
木村護郎クリストフ(上智大学)

第15回 多言語話者の言語管理(その7):ヨーロッパにおける多言語主義と多言語使用者の言語管理(2008.5.31 神田外語大学)

話題提供者:

  • サウクエン・ファン(神田外語大学)
  • 村岡英裕(千葉大学)

要旨:

  • ヨーロッパにおける多言語使用者・多言語主義に関する研究動向
  • ワークショップの報告

ワークショップの概要:Language Planning, Language Policy and Management: From Micro to Macro and vice versa
個人発表の概要:Language planning or language management: in the case of multi-language users in Japan (Sau Kuen Fan and Hidehiro Muraoka)

第14回 多言語話者の言語管理(その6):「多言語使用者の言語管理とパワー/権力」(2008.1.26 上智大学)

話題提供

  • 「多言語使用者のインターアクション管理とパワーについて」リサ フェアブラザー(上智大学)
  • 「イデオロギーと権力作用について」木村護郎クリストフ(上智大学)

第13回 多言語話者の言語管理(その5)(2007.12.8 桜美林大学)

発表者3名は、現在桜美林大学院で多言語話者の日本語学習者・使用者を対象として研究を進めています。多言語話者の言語学習意識・言語使用意識、多言語接触、異文化コミュニケーションなどに興味のおありの方に、お知らせいただけたら幸いです。

  • 中朝バイリンガルの日本語学習-言語学習と言語使用意識を中心に-
    金 英実(桜美林大学大学院 博士課程)
    本発表では、まず調査協力者(中国朝鮮族)がなぜ中朝バイリンガルに育ったのか、その背景について中国の民族と言語、朝鮮族に対する中国の民族政策および現状を中心に紹介する。次に、中朝バイリンガルの多言語学習意識、多言語使用意識を中心に話題提供をする。話題提供で扱うデータは、主として中国と日本国内で日本語を学び、現在学業を終え、日本の企業に就職している日本語使用者を対象に調査したものである。今回は「どんな外国語でも2年でできちゃう」、「僕は中国、韓国、日本を合わせた面積を持っている」の2例を挙げる。最後にデータから見られた調査協力者の言語学習意識、言語使用意識および多言語話者に育つための諸要因に関して、参加者のみなさんにご意見をいただきたい。
  • 東アジア就学生の教室外における日本語使用
    イン 明実(桜美林大学大学院 日本語教育専修修士課程)
    話題提供として、2007年に東アジア就学生に実施した半構造化インタビューデータをもとに、多言語の背景と教室外における日本語使用の実態を提示する。調査協力者は、進学の目的で、日本語学校で日本語を勉強している中国人・韓国人・台湾人就学生各2名ずつ(計6名)である。調査は6名の調査協力者に、1月と8月の2回(計12回)に分けてインタビュー調査を行った。話題提供の順序は、まず、本研究における「就学生」の定義に触れ、次に、本発表の概要、多言語話者(調査協力者6名中2名)の背景を紹介する。最後に、6名中2名の教室外における日本語使用状況・意識について、又アンケート調査の結果の一部について、分析を行う。本研究のテーマについて、参加者のみなさんとの活発な討論ができたらうれしい。
  • 短期滞日のパキスタン人 -多言語の背景と言語学習-
    池森久美子(桜美林大学大学院 日本語教育専修修士課程)
    今回の発表は、今年8月に実施した第1回パキスタン現地調査での観察と調査データをもとに、多言語の背景と言語学習の実態を提示する。本研究の目的は、文字に頼らないパキスタン人日本語学習者の日本語習得の要因を探ることにある。調査協力者は、就労目的で在日した経験のあるパキスタン人16名で、調査場所は調査協力者の出身地であるパキスタン、パンジャブ州東北部の村である。調査は個別調査の他に、同村にある政府立小学校、アカデミーと呼ばれる私塾等で聞き取り調査を行った。今回は話題提供として、調査協力者はもともと聴覚に優れた多言語話者であること、そのことは日本語との接触時に、「仕事の日本語は1,2回聞いて覚えた」という調査結果にみられること、しかし、一方で言語不安を抱えているという点をあげたい。これらの話題を本国における多言語の背景と言語学習という観点からお話したいと思う。

第12回 多言語話者の言語管理(その4):その多様な管理をめぐって(2007.7.14 神田外語大学)

話題提供者

  • 「多言語管理と複言語管理:EUでの取り組みから見た日本語教育への応用」宮崎里司(早稲田大学)
  • 「理念としての「複言語主義」とその問題」福島青史(早稲田大学大学院博士後期課程)
  • 「多言語使用者の言語管理からの示唆」村岡英裕(千葉大学)

第11回 多言語話者の言語管理(その3):多言語使用者の言語管理の分析に向けて(2007.6.23 千葉大学)

話題提供者

  • 「多言語使用者の接触場面研究と言語管理を捉えなおす」高民定(千葉大学)
  • 「多言語使用者の言語管理を考える」-多言語社会の言語選択の例から-石田由美子(桜美林大学)

第10回 多言語話者の言語管理(その2):日本における多言語使用者と彼らの言語意識(2006.12.16 神田外語大学)

話題提供者

  • ラビンダー・マリク(IES全米大学連盟東京留学センター代表、浦安在住外国人会長)
  • アリス・リー(神田外語大学、元Director of Programs for Trans-Pacific Exchange at Stanford University)
  • 中川康弘(神田外語大学留学生別科)

コメンテーター:

  • サウクエン・ファン(神田外国語大学)

第9回 多言語話者の言語管理(その1):母語話者の管理・非母語話者の管理の問題点(2006.11.16 千葉大学)

話題提供者

  • 「接触場面勧誘談話における日本語母語話者の管理」武田加奈子(千葉大学大学院)
  • 「中国人日本語話者の会話管理ム話順交替時のポーズをめぐって」村岡英裕(千葉大学)

第8回 接触場面研究の新たな実証研究の展開(2006.6.24 早稲田大学)

発表者

  • 「テレビ会議システムを介した遠隔チュートリアルの言語管理」尹智鉉(早稲田大学大学院)
  • 「アイカメラによる読解プロセスの検証」中野玲子(早稲田大学大学院)

パネルセッション:「言語管理と言語政策:マクロレベルの管理プロセスからの考察」

  • 宮崎里司(早稲田大学)
  • 宮副ウォン裕子(桜美林大学)
  • 木村護郎クリストフ(上智大学)
  • 石田由美子(フィリピンのトリニティ大学大学院日本研究センター)

第7回 研究方法としての言語管理理論と第2言語習得との接点を考える(2005.12.17 神田外語大学)

話題提供者

  • 「日本語学習者の読解プロセス:ストラテジー連鎖の視点から」菊池民子(神田外語大学)
  • 「L2書き手の作文産出プロセス:習得研究の成果から」西菜穂子(神田外語大学大学院)

コメンテーター:

  • 「言語管理理論から見る第2言語の理解と産出プロセス」サウクエン・ファン(神田外語大学)

第6回 (2005.10.15 千葉大学)

話題提供者

  • Self-imposed versas institutionally-imposed normes and Language Management accounts
  • Tamah Sherman(チェコ・カレル大学博士課程)

第5回(2005.9.10 早稲田大学)

話題提供者

  • 「日本語レベルが異なる学習者間のインターアクションにおける調整行動?総合活動型活動を通して?」 林逸菁(早稲田大学大学院)
  • 「年少者の学習環境における外国人保護者の役割」中野真規子(早稲田大学大学院)
  • 「早稲田の言語管理理論研究:批判とさらなる発展に向けて」宮崎里司(早稲田大学)

第4回 接触場面研究の諸相とその意義について(2005.7.16 上智大学)

話題提供者

  • 「接触場面研究の諸相とその意義-日本語教育の観点から-」 伊集院郁子(東京大学大学院)
  • 「接触場面研究の課題について-言語問題の類型との関わりから-」 村岡英裕(千葉大学)

第3回 言語管理理論における規範について(その2)(2005.6.4 千葉大学)

話題提供者

  • 「内在化された知識を規範とする日本語アクセントの無意識の留意脳波測定実験による調査(中間報告)」 山田伸子(茨城大学)
  • 「文法能力に関する規範について-接触場面の受け身の使用を中心に-」高民定(千葉大学)

第2回 言語管理理論における規範について(2004.12.18 神田外語大学)

「接触場面における基底規範の問題について」

話題提供者

  • サウクエン・ファン(神田外語大学)
  • 加藤好崇(東海大学)

第1回 言語管理研究の概観(2004.9.30 千葉大学)

話題提供者

  • 1970年代 大場美和子(千葉大学大学院社会文化科学研究科
  • 1980年代 村岡英裕(千葉大学)
  • 1990年代 金子信子(千葉大学大学院社会文化科学研究科)

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