大相撲初場所
「私は帰ってきました」。国技館の1万1千人、さらにメディアを通したファンの前で、涙ながらに言葉を絞り出した朝青龍。「次はない」と語ったがけっぷちからはい上がり、栄冠をつかんだ。
本割は拍子抜け。「硬くなった。待ったかと迷い、やってしまったと思った」。中途半端に右上手を取りに行く脇の空いた立ち合いで、白鵬に勝てる訳がない。
「1敗で楽になった。もう一番あると思い励みにした」。優勝決定戦までの数分間。てっぽうや当たりを確認しているうちに、こう思って冷静になれた。
決定戦。考えて立った。白鵬の得意は右四つ左上手。その左上手を遠くするため、右前みつを取り、左を肩まで差して頭もつけた。まげを乱してまでの完勝。歓声に思わず両手が挙がった。
5場所ぶりの優勝は、自身、最も長い空白だった。「久しぶりに『朝青龍』に戻って集中できた」と語る。「長い間けがに苦しみ、こういう舞台に二度と上がれないかもと思った」。昨年名古屋場所からの3場所連続休場は、けがだけではない。モンゴル巡業や、その後の調整不足など、土俵に集中できなかったせいもある。
Posted: 1 月 26th, 2009 under ゴルフ.
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