ここ一週間の記憶、なし。
辛うじて思い出したのが、25日、S展のオープニング。ワインとか出た。おいしかった。
殿は実家に帰ったので、急に呼び出されて新聞の切り抜きをさせられる心配はない。
しかし今度は、研究室で作業服をつくるんだ!といいだした。作業服とは、電気関係のおじさまがきていらっしゃる薄緑のアレである。
要らない。アレはおじさまがきていらっしゃるからカッコイいのであって、ケツの青い若造が着たところでなんの渋みもない。
あまりに要らないので、せめて、勇気をだして紺色を主張してみたいとおもう。
今は学振の申請書の作成中。。。
なにをやってきたんだ、この一年間。
むなしくなりますわ。
12時におきた。この頃は起床時間が元の夜行型にもどりつつある。いけない。
このせまい街に来て幾星霜だが(怖くて数えたくない)、まだ行ったことのない店は存在している。今日はそのうちのインド×ネパール料理屋にいってきた。一緒くたにされているがインドとネパールって結構違う気がする。
インドカレー屋には先生(以下、殿)に何度か連れて行ってもらっている。日本のおかあさんのカレーも勿論好きだが、よく言われているようにインドカレーはそれとは全く違う。
まず辛さが違う。バリエーションが豊富で、チキンカレーと野菜カレーとシーフードカレー、日本は具が違うだけだが、味も香辛料も全部ちがう。そしてその香辛料が、とてつもなくうまい。というか好き。
ともかく今日は、850円でナンとごはんと野菜カレーと豆の入ったなんちゃらというオーザックみたいなチップとサラダをたべた。
学校についてスライドをスキャンしながら『竹生嶋縁起』を書き下す。ひたすらその作業。しかしながら外字のせいで(ということにしておく)進まない。スライドは絵巻の分は終わったが、追加された六道絵と変な絵が待っている。この変な絵の主題がまったくわからない。。
そのあと、部活の後輩が飲みたいというので連れて行く。2年間は行っていない部活だが、相変わらずどろどろしているらしい。そりゃあ、若い男女が集まれば、そして女子が少なければ、いろいろありまさ。ともかくその子はゴキブリをよろこんで解剖している子で、昆虫学希望らしい。
「先輩みたいな人、あこがれます!」と平気な顔でいう不思議ちゃんだったので、こんなゴキブリみたいな矮小な人間にならないよう、努めて導かなくてはならないと思った。
学校に戻って、1時まで作業。。
ウィルス騒動は沈静化したようだ。あれから反響が一切なくなった。しかし研究室のメンバから「ウィルス殲滅セリ」という報告はきていないので、諦めたのが大半であろう。そこまで責任はもちかねます。
今日は休みだというのに、そして夕方からバイトだというのに、電車で一時間半かかる先生のご自宅に呼ばれる。
いま、研究室のメンバは先生からおしつけられたスライドのデジタル化にヒイコラ言わされている。恐らく一人当たり200枚近くはあるが、キャプションはついているので整理はさほど苦ではない。しかし学会発表やらプレゼンを控えた今、あまりしたくないなぁ、と皆コッソリ思っているのである。
そして今日は先生のご自宅にまだ大量に眠るスライドの整理、と言われてきたのだが、辿り着いてみれば大量に積まれた新聞がみえた。その切り抜きの整理をしろという。
丁度数年前の今ごろ騒がれていた遺跡の記事が膨大にあった。途中「アイルケ」があり、好きなプレイ中なので読んでみた。そんなこんなでとてもではないが終わらないので、切り上げてバイトにむかう。出て行く瞬間、追加のスライドを渡された。。
作業時間、一時間半。移動時間、三時間。
さてプレゼンといえば、今期の院ゼミは『諸寺縁起集(護国寺本)』(藤田経世編『校刊日本美術資料 寺院編』所収)の講読に決まり、自分は5月に「竹生嶋縁起」を担当することになった。というか、自分だけ専攻が仏教美術ではないので、他のひとが法華八講だとか薬師寺だとか當麻寺とかを担当する中、イロモノをあてがわれた。ので、スライド作業の傍ら読み下してみる。
本地垂迹の混沌としたニオイがつんつんして楽しい。メロンに生ハムをのっけたようなものである。奈良博の『神仏習合』展は非常にテンションがあがった。
素人的にいえば、仏教は形式やルールに厳しい理論的な印象がつよいが、神道は「なんでもアリ」な澱んだ観念が垣間見れるので、感覚的なのである。
論文の中間発表までの癒しになりそうです。
しかし文字が解読できないからって自分で作った外字をなんとなく忍ばせるのはやめてほしい。大漢和にも文字鏡にもなくて焦った。
せめてそういうときに便利な「□」をつかってください!
タイトルは『竹生嶋縁起』より。この嶋にゆけば諸人みな智弁が自ずと就くそうな。いちおくまん回くらい行かなくては。
研究室に異変。
どうやらPCがウィルスにかかったらしい。
USBを経由して感染するウィルス。
そして元凶は自分のHDDらしい。笑
勿論、自分が元凶とはいえないから、だまっておく。
そして駆除するのも自分。
あの文系地獄の中で、パソコンと友だちなのは自分だけだからである。(無論自分もさほどは詳しくない)
しかし症状はさほどたいしたものではないので対処もアバウト。
「他所で感染したUSBを挿した」という声をいくつか耳にしたが、全員にマニュアルを作成して渡しておいた。あとは各自善処いただくだけである。なんて不遜なんだ。こういうやつがウィルスをバラまいていくのだ。
ということでウィルスとひとり闘っていた数日間。
なぜか先生からやたら雑用をおしつけられる。
留学生から「いそがしね〜」と揶揄される。自分の書類くらい自分で書きやがれい。
しかも完全に私事で、先生からスライドスキャンを大量に承る。絵巻物なので順番に並べなければならない。あまりの煩雑さに昨日はイラっともしたが、絵がユル系なのでなごむ。
今日もこれから闘わなくてはならない。。
7日、自治体史の編纂で、K寺で調査。
この自治体、哀しいかな合併して既に違う名前になっているが、予算は組まれているので調査を続けるしかない。
とはいえ有名なお寺だし(知名度はアレだがなんせ住職が偉く)、いいものを見れるうえに写真の勉強にもなり、かつバイト料までもらえるので、よだれの仕事なのである。
ただ朝は早い。。。
鎌倉末といわれる十二神将。彩色がまだ生々しい。
色々な姿態をとっており、とてもおもしろい。S寺の調査のとき、宝物館で踊る勢至観音コンビをみたのを思い出した。
しかし十二神将のいいところは、神将たちの憤怒でこわばっている顔と、頭にちょんとすましている動物たちのユルさのギャップにかぎる。たまにきつねとかがいておもしろい。今回に限らず、いつも十二神将をみるときは動物ばかりみている。
ひまだからいいよといわれて、本堂にいくことに。ものすごい数の地蔵さまが見守る中、ものすごい数の階段をあがっていくと、すばらしいほとけさまがたくさんいた。京都奈良のほかにもこんないいお寺があるのかと感心してしまった。雨が降って、建物がほどよくしっとりしており、ずっと見ていて飽きない感じである。
とはいえ調査があるので、ご朱印をいただいて帰ってきた。
帰りの車の中で、えらい人を放置して暴睡。
8日、研究室の引越しvol.2。
せっかく配置したレイアウトに、先生が文句をいう。じゃあ初日来いや。結局苦労していれた本を全部抜き出して、棚を動かす。
引越しだというのに目を盗んで自分の仕事とかをするやつとかいる。そういうのは信頼を失うからせめてやめようと思いながらみていた。
引越しのあと、例の公的な花見。とてもキライなので早く終わらないかなーと思いながら、ゆっくりトイレとかにいく。思えば去年、幹事をしたときはブーイングの嵐だった。少し離れた河原とかでやりたいというからやったのだが、寒いだの暗いだの狭いだのといい、そんなに文句いうならやめたらいいのにと何度か口にするところだった。
今年はその反動で機嫌もよく、まあ無事でよかったねというかんじ。
今日はやっと英訳作業にとりかかる。工芸を当てられたが、訊いたこともない瓦の名前とかに焦る。こういうときにJAANUSというサイトがとても役に立った。。 このサイトを作ったひとは建築史の方なのだろうか。
いったん書き上げたものをアメリカ人の研究生にみてもらう。「英語よくできてますよ」と言われたが図録を参照しただけなのでこっっぱずかしくて仕方がなかった。
こんなアホみたいなやつが訳したものが載っていいんだろうか。いいんだろうな。
アホに頼んだのがわるい。
この季節はソワソワして仕方がない。
春になるとヘンタイが増える、というのに毎年何となくうなずく。
風邪をひいていたにもかかわらず、おにぎりと浅漬け作って桜の観察に出かける。
近くの緊密した商店街でおかずを数品買い、河原に向うと、大学生やひまそうな人たちがピヨピヨしている。今日は土曜日だった。
思えば、花見といえば研究室のそれは忘れたい過去なので忘れているが、個人的な花見としては、妻とも呼んだ親友に完璧ともいえるおべんとうを作ってもらい、夜桜にしけこんだこともあった。今回も私的な花見なので、おおいにまったりした。
日本人は桜の季節にはしゃぐ反面、桜の下には死体が埋まっている、と梶井をよく引用するが、この表裏の関係もへんたい指数と比例するのだろうか?
帰りがけ、市街に寄って、ぼろぼろになった彼の服や財布の新しいのを探す。しかし本人曰「金がなくて買えない」と。
今年から3年越しの収入を得た彼だが、5月までは慎ましい生活を送るつもりらしい。
新しいパンツとしてインディゴのデニムを勧めるが、薄い色のボトムしかはかない彼はこの濃い色によほど抵抗があるらしく、「ヤサい」として拒む。無理矢理試着させたが、やはり濃い色というのはなんだかすっきりしていて春めいているな、と思った。
あな、「パステルカラー」として販促されるスプリングコートも、実はビビットカラーであったな、とも思った。
昨夜、O館のカタログの英訳の手伝いを頼まれる。
なぜ。
英語が出来ないひとになぜ頼むのだ
今日はN館の展覧会のオープニングだが、サボ大事をとって休む。
風邪だからということと、一昨日、一方的に喧嘩売ったことのツグナイとして、彼が鯛汁を作ってくれたので食べる。男の料理感まるだしだが美味しい。
しかしツグナイとかいうのをするより、二度と同じことをしないようにしてくれる方が1おくまん倍嬉しいのだけど。
昨日はS寺の最後の調査(というか倉庫の片付け)。この調査、最初は法会関係の古文書の整理だけだったが、それが終わると倉庫に入っていろんなものを見る機会を得た。国宝(収蔵)館なるものにも入れてもらったが、長持がちょんと置いてあるだけで、特別な設備などはない。というか国宝でないものも一緒くたにしてある。
「もしもの時、この長持だけ持ち出せばいいようになっている」
ということだそうな。
さすがに中は見せてくれなかったが、側に置いてあった重文の狩野某の屏風をちょろっと覗き見た。
あとは仏像やら装束やら。地蔵菩薩像がよかったな。
あ、壁にたてかけてある絵画の整理をした。とはいっても寄進されたものとかお坊さんが書いたものとかで、見る分には面白いが保管するとなれば扱いをどうしたものか悩ましいものたちのようだ(しかもどれも気合いの入った大型作品)。めぼしいものは特にない。狩野永嶽の屏風、長谷川等雪の貼付屏風なんかはよかったな。
棚の下から、大型の襖絵なんかが出てきたりした。明治のもので、「みなかったことにする」としてまた封印された。
そういうものを採寸して写真をとる。収蔵館に新しい棚をつくって、そこに保管をするらしい。
それが今日で終了。次回は夏に膨大な遺物の整理がある。たのしみ。
帰りがけ、初めてとったブローニーの写真を黄色いお店に受け取りに行く。初めてながらに構図は不安定でうまい写真はとれないが、なかなか面白い。またばしばしとろう
はてなから移行して、@WORDをつかってみる。なんだか楽しそうだ。
今日はホームページ編集のバイト。
岩手に4日間行ってきて、持ち帰った風邪と
しばらく音沙汰なかった生理痛で、死ねるなと思った。
気分は虎に捕まったうさぎちゃん(よせ)
作業が終わったあと、研究室でゾンビ状態で撃沈。
ゾンビといえば、中尊寺に行ってきたが、あの台座にあるはずの死体はどこにあるのだろうか?
しかし中尊寺、はじめてだったけど、想像以上だったな。大きさは小さかったけど、あの螺鈿装飾はすごい。
まるでスカートの中をのぞくように、ガラスケース越しで下から舐めるようにみていたら、職員の方に不審がられた。
最近、どうも調査とかしていると、拝ませていただくという気持ちが希薄になってきた。このごろ変に物事がうまくいかないのは、きっとそういう気持ちを忘れていたから、バチが当ったからだと確信している(ちなみに正月に買ったちびダルマを即日割ったせいもあるとおもう)。
今度、本格的な厄払いにいかなくては。
明日は研究室の引越し。めんどくせ