12 月 25

先月、自民党本部で開催された自由同和会の幹部研修会(「部落差別はなくせるか」をテーマとしたシンポジウム)にパネラーとして参加したことは、すでにお知らせしました。(マリードフットノート » 自民党本部に行ってきた

自由同和会京都府本部の機関紙『自由同和京都版』232・233号(平成21年12月10日発行)が送られてきたのですが、そのシンポジウムの記事が2ページにわたって掲載(同号は全4ページ)されてあるのを見て、びっくりしました。しかもでかい顔写真入りです(名前の表記が間違っているけど)。

さらに目を引くのは、シンポジウムのパネラーと司会を合わせたわれわれ5人の写真の横に、自民党の石破茂衆院議員の写真も掲げられていることです。石破さんは当日、自民党を代表してあいさつされていました。写真で見るこのひとの顔は、実物よりさらにでかく見えます。

わたしは義母と同居しているのですが、石破議員と同じ紙面に載っているわが娘婿の顔を見て、愉快そうに笑っていました。

寺園は自由同和会の行事や機関紙に出るようになるなんて、しっかりせんかい。とお思いのかたが中にはおられるかもしれません。何年か前、『諸君!』(今年廃刊になった)にレポートを発表したときも、「あんな右翼雑誌に書いて大丈夫か。取り込まれんようにせんとなあ」と心配してくれるひともおられました。

心配はご無用です。いや、むしろ失礼なことを言うのはやめてください、と言いたいのです。

『諸君!』のときもそうでけど、今回の『自由同和京都版』を読んでいただければおわかりの通り、わたしの発言の軸はこれまでと変わったところはありません。行事の主催者や雑誌の特徴によって、言い分を変えているつもりはまったくありません。『ねっとわーく京都』や宝島社の〈同和利権の真相〉シリーズのときも、同じです。

〈同和利権の真相〉に対して、過激な内容だというイメージを持っている方がおられるかもしれません。でも、少なくともわたしが書いているレポートは、いつも通りの地味なものなんです。

部落問題に限ったことではないけれど、すぐに色分けしたがる人たちがいるのには、閉口してしまいます。それも人の書いたものを読んだ上で色分けしてくれるのならまだしも、だいたいそういったことをする人って、イメージや思い込みが先行しているものです。だからよけい、うんざりさせられる。

しかし、本当のことをいうと、今回の自由同和会の行事に出席したときも、『諸君!』に原稿を書いたときも、あるいは昨年、解放同盟が中心になって毎年開催している研究集会に参加したときも、わたしの周囲ではほとんどなんの反響もありません。これまたさびしいことですが、同和行政について、ときにわあわあ騒いでいる人たちですら、関心を持続している人は、それだけ少ないといえるのかもしれません。

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