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文化だ--ブルーノ

6 月 30th, 2008

シャネルが東京・国立代々木競技場で開催している「モバイルアート」展が話題になっている。世界各国のアーティストが、シャネルを象徴するキルティングバッグをテーマに制作した作品を展示し、香港、ニューヨーク、パリなど6都市を会場ごと移動し、巡回するというユニークな展覧会だシャネルバッグだけでなく、ルイヴィトンバッググッチバッグコーチバッグプラダバッグディオールバッグエルメスバッグ、カルティエなど近年、現代アートとの結びつきを強める高級(ラグジュアリー)ブランドは枚挙にいとまがない。その“蜜月”の理由を、モバイルアート展を例に、 地球のために、あなたにもできる小さな一歩一覧 関係者や美術評論家などに語ってもらった。



◇ラグジュアリーの証し



高級化競争の激化--ブランドがアートに接近する理由の一つがこれだ。米国のGAP(ギャップ)やスペインのZARA(ザラ)、この秋、日本に進出するスウェーデンのH&Mなど、流行を取り入れた商品を大量生産し低価格で販売するブランドの台頭により、「ラグジュアリーであること」を強調し差別化を図ることが、ブランドには重要な戦略になっている。 あ!そうだね~!林檎は赤いですよね~



「芸術作品というのは、いわば究極のぜいたく品。アートとの結びつきは、ブランド価値を上げるのに実に有益なのです」と話すのは、ファッション週刊紙WWDジャパン編集長の山室一幸さん。美術家・村上隆さんの作品がニューヨークのオークションで16億円の値をつけるなど、投資家や富裕層の現代アートへの関心が高まっている今、「アートの“支援者”としての立場を取ることは顧客層へのアピールになる文化活動であり、また投機としても良いビジネスになっている」とみる。



ファッションとアートの関係は深い。1930年代、ダリらシュールレアリスムの芸術家の作品を服に取り入れたエルザ・スキャパレリ、ポップアートをドレスの上で表現したイヴ・サンローランなど、デザイナーたちは同時代のアートに常に共鳴してきた。ココ・シャネルもピカソやジャン・コクトーらと親交があり、セルゲイ・ディアギレフの舞台などに多大な支援をしたことが知られている。ただ、山室さんいわく「以前はファッションがアートに追随する関係だったが、最近はフラットで対等になってきた」。先駆けとなったのが02年に始まったルイ・ヴィトンと村上さんのコラボレーション。「商品も売れ、アーティストの名声も高まるというお互いに利する関係」だ。



村上さんや奈良美智さんら日本人アーティストを世界に送り出したギャラリスト(画廊主)の小山登美夫さんも、関係性の変化を感じている。根本にある「商業芸術の純粋芸術へのあこがれ」は不変。だが、ファッションデザイナーも芸術家としての側面が評価され、双方に重なり合う部分が多かった以前に比べ、「最近はブランドの商業主義化が進み、失敗の恐れのある実験的なデザインはファッションでは許されない状況。アートとのすみ分けがクリアになった分、かえってアートを別の物として取り込みやすくなっているのかもしれない」と語る。



その分、美術界ではファッションブランドとの結びつきを危惧(きぐ)する声も多い。「村上さんの例はまれなケースで、利用されて終わりではという批判的な見方は根強い」と小山さん。美術評論家の鷹見明彦さんも「ファッション業界は、経済のグローバル化に対応するために建築やアートを共通言語として利用している」と分析。「今回のシャネルのように、メセナ的な関係を超えた展覧会は、アートの側から見るとかなりきわどい域に入ったという印象を受けます」



新しい関係が吉と出るか凶と出るかは立場に違いもあり、長い目で見る必要があるかもしれないが、山室さん、小山さん、鷹見さんともに「今後もさらにファッションとアートのコラボレーションは拡大していく」とみる。



◇13カ国・地域から20組のアーティスト--皮肉込めた作品も



「モバイルアート展」には、13の国・地域から著名な現代美術家20組が参加。日本からは荒木経惟、オノ・ヨーコ、束芋らが新作を発表している。鑑賞者は、携帯プレーヤーから流れる案内に従い、順番に作品を鑑賞する仕組みだ。映像や写真、オブジェなど形態はさまざまだが、特筆すべきはその内容で、シャネルに対し、相当皮肉めいた作品も目立つ。 最近の天気が悪いですね、どうしようかな?



たとえば、段ボール箱の中に映像を仕掛けたブルー・ノージズ(ロシア)の作品。バッグを持った裸の女性は、何かを叫んだり、暴力を振るったりしている。ブランド品に執着する怖さを表したといえそうだ。 どちらが本当に失礼なのかしら? ヴィム・デルヴォワイエ(ベルギー)は、本来の牛革バッグをちゃかすように、入れ墨のあるブタ革バッグをつくった。



「商品をおちょくっているわけですね。まさにこうした作品が、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの望む世界でした。アートは、いつも美しくある必要はないのです」。展覧会の企画・展示構成を手がけたファブリス・ブストーさんは笑顔で話す。「作家には、シャネルの価値観を自由に解釈し、遊んでくださいと依頼しました。バッグを作家が観察して作った作品は、結果的にシャネルのバッグに対する価値観を高めてくれるでしょう」



◇メセナでなく、融合による新しい文化だ--ブルーノ・パブロフスキーさん(シャネルフランスのファッションプレジデント)



シャネルのクリエーティビティーを芸術家の目を通してみたらどうなるか。コマーシャルとは別物として、純粋にその面白さを世界中の多くの人と分かち合いたかった。



創業者のココ・シャネルの時代からシャネルとアートとの関係は深く、今に始まったことではない。ただ、グローバリゼーションが進んだ今、高級ブランドとして全世界にメッセージを発信しなければならない我々にとって、言葉を超えたアートはさらに重要で有効なコミュニケーション手段だと考えている。 地球のために、あなたにもできる小さな一歩一覧



多くのブランドがアートとのコラボレーションをしているが、モバイルアート展の違いは。



メセナやサポートではないことだ。モバイルアートは、我々の思いに共感したアーティストに、自分の意思で自由に参加してもらい、ファッションと建築とアートが融合した新しい文化を創造することを狙った。 悪質なメールにご注意ください あくまでも対等な関係であることを強調しておきたい。



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割高感が高

6 月 30th, 2008

欧州の高級ブランド品に値下がりの兆しが見える。「ぜいたく品」は売れにくくなったようだ。



百貨店に並ぶ高級ブランドの腕時計ネクタイ。その値札に書かれた数字の動きが、今春から変調し始めた。



小売り関係者によると、春夏物の商戦が始まる3月に、ある店頭では、伊グッチバッグ10品目、財布45品目が平均10%値下がりした。翌4月にもバッグ47品目、財布57品目が平均6.6%下がった。他店でも、同様とみられる。



伊フェラガモは6月3日、バッグ15品目を平均約10%、靴27品目を約7%値下げした。銀座本店(東京都中央区)でも、8万9250円だったトートバッグを約12%引きの7万8750円にした。



一方、仏ルイヴィトンは5月に商品の約7割を平均1.5%値上げした。ただし、値上げは07年7月以来で、このところ年2回だった値上げペースが鈍っている。百貨店幹部は「07年末に『そろそろ値上げかな』と思っていたら、なかった」と話す。 朝ごはんは何を食べましたか?



欧州のブランド品の日本での価格は、円とユーロの為替相場に、ほぼ連動してきた。ユーロは過去3年で約25%値上がり。革や貴金属の値上がりもあり、春夏?秋冬商戦などにあわせて、価格転嫁されてきた。過去3年で平均2割程度高くなっていたという。



一本調子で上がってきた円ユーロ相場は昨夏以降、上げ下げを繰り返すようになった。フェラガモは値下げにあたり、為替の手当てがうまくいったため、浮いた分を顧客に還元するとも説明した。 悪質なメールにご注意ください



しかし、販売現場が実感する値下げの一番の理由は、為替相場ではない。小売店の幹部は「売れないからですよ」と断言。欧州ブランド日本法人の幹部も「もう日本の顧客は季節ごとの値上げを受け入れない」とあきらめ顔だ。 それはやっぱり偶然だけではないのかなと思います。



なぜ売れないのか。



07年秋冬商戦で、欧州ブランドの多くは平均5%程度値上げした。割高感が高まったところに、サブプライム危機をきっかけにした金融市場の悪化が襲い、さらに原油?食糧価格の高騰が重なった。



百貨店では、株価に左右されやすい「プチ富裕層」やキャリアウーマンが消費を減らしたとの見方が多い。伊ブルガリ、仏カルティエに代表される宝飾品ブランドは、大手百貨店で軒並み売れ行き不振が目立つという。 あなたは美人ですね。お名前は?



消費者全体を見ても、不急の消費を抑える生活防衛意識がうかがえる。総務省の家計調査では、指輪など「装身具」への総世帯平均支出は、07年10~12月に前年同時期より13.1%も落ち込んだ。08年1~3月も7%減。生活必需品の「穀類」が同時期に3.8%増えたのと対照的だ。 あ!そうだね~!林檎は赤いですよね~



「今の価格水準は顧客の購買力の限界を超えている」(欧州ブランド)だけに、グッチなどの動きを百貨店は歓迎する。「動かないブランドには、数カ月前から働き掛けている」(幹部)という。



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言葉を超えたアートはさらに重要

6 月 30th, 2008

シャネルが東京・国立代々木競技場で開催している「モバイルアート」展が話題になっている。世界各国のアーティストが、シャネルを象徴するキルティングバッグをテーマに制作した作品を展示し、香港、ニューヨーク、パリなど6都市を会場ごと移動し、巡回するというユニークな展覧会だシャネルバッグだけでなく、ルイヴィトンバッググッチバッグコーチバッグプラダバッグディオールバッグエルメスバッグ、カルティエなど近年、現代アートとの結びつきを強める高級(ラグジュアリー)ブランドは枚挙にいとまがない。その“蜜月”の理由を、モバイルアート展を例に、 朝ごはんは何を食べましたか? 関係者や美術評論家などに語ってもらった。



◇ラグジュアリーの証し



高級化競争の激化--ブランドがアートに接近する理由の一つがこれだ。米国のGAP(ギャップ)やスペインのZARA(ザラ)、この秋、日本に進出するスウェーデンのH&Mなど、流行を取り入れた商品を大量生産し低価格で販売するブランドの台頭により、「ラグジュアリーであること」を強調し差別化を図ることが、ブランドには重要な戦略になっている。 天気がいいだがら、散歩しましょう



「芸術作品というのは、いわば究極のぜいたく品。アートとの結びつきは、ブランド価値を上げるのに実に有益なのです」と話すのは、ファッション週刊紙WWDジャパン編集長の山室一幸さん。美術家・村上隆さんの作品がニューヨークのオークションで16億円の値をつけるなど、投資家や富裕層の現代アートへの関心が高まっている今、「アートの“支援者”としての立場を取ることは顧客層へのアピールになる文化活動であり、また投機としても良いビジネスになっている」とみる。



ファッションとアートの関係は深い。1930年代、ダリらシュールレアリスムの芸術家の作品を服に取り入れたエルザ・スキャパレリ、ポップアートをドレスの上で表現したイヴ・サンローランなど、デザイナーたちは同時代のアートに常に共鳴してきた。ココ・シャネルもピカソやジャン・コクトーらと親交があり、セルゲイ・ディアギレフの舞台などに多大な支援をしたことが知られている。ただ、山室さんいわく「以前はファッションがアートに追随する関係だったが、最近はフラットで対等になってきた」。先駆けとなったのが02年に始まったルイ・ヴィトンと村上さんのコラボレーション。「商品も売れ、アーティストの名声も高まるというお互いに利する関係」だ。



村上さんや奈良美智さんら日本人アーティストを世界に送り出したギャラリスト(画廊主)の小山登美夫さんも、関係性の変化を感じている。根本にある「商業芸術の純粋芸術へのあこがれ」は不変。だが、ファッションデザイナーも芸術家としての側面が評価され、双方に重なり合う部分が多かった以前に比べ、「最近はブランドの商業主義化が進み、失敗の恐れのある実験的なデザインはファッションでは許されない状況。アートとのすみ分けがクリアになった分、かえってアートを別の物として取り込みやすくなっているのかもしれない」と語る。



その分、美術界ではファッションブランドとの結びつきを危惧(きぐ)する声も多い。「村上さんの例はまれなケースで、利用されて終わりではという批判的な見方は根強い」と小山さん。美術評論家の鷹見明彦さんも「ファッション業界は、経済のグローバル化に対応するために建築やアートを共通言語として利用している」と分析。「今回のシャネルのように、メセナ的な関係を超えた展覧会は、アートの側から見るとかなりきわどい域に入ったという印象を受けます」



新しい関係が吉と出るか凶と出るかは立場に違いもあり、長い目で見る必要があるかもしれないが、山室さん、小山さん、鷹見さんともに「今後もさらにファッションとアートのコラボレーションは拡大していく」とみる。



◇13カ国・地域から20組のアーティスト--皮肉込めた作品も



「モバイルアート展」には、13の国・地域から著名な現代美術家20組が参加。日本からは荒木経惟、オノ・ヨーコ、束芋らが新作を発表している。鑑賞者は、携帯プレーヤーから流れる案内に従い、順番に作品を鑑賞する仕組みだ。映像や写真、オブジェなど形態はさまざまだが、特筆すべきはその内容で、シャネルに対し、相当皮肉めいた作品も目立つ。 どちらが本当に失礼なのかしら?



たとえば、段ボール箱の中に映像を仕掛けたブルー・ノージズ(ロシア)の作品。バッグを持った裸の女性は、何かを叫んだり、暴力を振るったりしている。ブランド品に執着する怖さを表したといえそうだ。 あなたは美人ですね。お名前は? ヴィム・デルヴォワイエ(ベルギー)は、本来の牛革バッグをちゃかすように、入れ墨のあるブタ革バッグをつくった。



「商品をおちょくっているわけですね。まさにこうした作品が、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの望む世界でした。アートは、いつも美しくある必要はないのです」。展覧会の企画・展示構成を手がけたファブリス・ブストーさんは笑顔で話す。「作家には、シャネルの価値観を自由に解釈し、遊んでくださいと依頼しました。バッグを作家が観察して作った作品は、結果的にシャネルのバッグに対する価値観を高めてくれるでしょう」



◇メセナでなく、融合による新しい文化だ--ブルーノ・パブロフスキーさん(シャネルフランスのファッションプレジデント)



シャネルのクリエーティビティーを芸術家の目を通してみたらどうなるか。コマーシャルとは別物として、純粋にその面白さを世界中の多くの人と分かち合いたかった。



創業者のココ・シャネルの時代からシャネルとアートとの関係は深く、今に始まったことではない。ただ、グローバリゼーションが進んだ今、高級ブランドとして全世界にメッセージを発信しなければならない我々にとって、言葉を超えたアートはさらに重要で有効なコミュニケーション手段だと考えている。 天気がいいだがら、散歩しましょう



多くのブランドがアートとのコラボレーションをしているが、モバイルアート展の違いは。



メセナやサポートではないことだ。モバイルアートは、我々の思いに共感したアーティストに、自分の意思で自由に参加してもらい、ファッションと建築とアートが融合した新しい文化を創造することを狙った。 朝ごはんは何を食べましたか? あくまでも対等な関係であることを強調しておきたい。



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5 月 27th, 2008

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