今日は雨が降りそうだし、一応音も出ていて特に作業もないので暇を持て余してたら、ちょっと前に買った砥石が目に入りました。そのすぐ横には、昔HCで購入した切れないカンナが置いてあります。
「どれ、研いで見るか」
と、研ぐこと数十分。きれいに研げました。会心の研ぎ上がりです。上手く研げたら何か削ってみたくなるのが人情と言うものです。辺りを見回すと、まだルーター跡の残ったスピーカーがあるじゃないですか。
「ちょっと試しに」
と、刃を調整してスピーカーの側板をちょっとだけ削ってみました。実に良く切れます。きれいな鉋屑がシュルシュルと出てきました。カンナで削った表面は、サンドペーパー仕上げと違ってツルツルして光るようです。傍で見ていた末娘が「おとうさん、すごーい!」とか、鉋屑を手にとって「いい匂いがする」とか言ってます。
気をよくして、どんどん削ります。どんどんルーター痕が消えて行きます。
よせば良いのに調子に乗って削ってたら、「ガツ!」と刃が止まりました。隠れ節で逆目ぼれしました。しかもど真ん中に。2cmぐらいの激しいキズが残り、修復に2時間手を費やしましたが、傷が4cmほどに大きくなっただけで余計ひどくなりました。仕方なく周囲からノミで3mmほど掘り下げて、薄くスライスした小片をきっちり嵌め込みました。きれいだった側面は見るも無残なことになってしまいました。
対策が必要です。
「ちょうど真ん中だし何かロゴ的なものを象嵌するか?」
上手くできそうな気がしません。
「全体を3mm薄く削ってしまおうか?」
今さら無理です。
「スプルースの突き板シートを全体に貼って隠してしまう? 」
スプルース無垢材の上にスプルースのツキ板ってありなのか?
「じゃ、なにか銘木のツキ板を貼れば返ってきれいになるんじゃね?」
そうです。これしかありません。確かFine Woodworking Design Bookの美術品のような作例でも、きれいな杢目の作品のところには結構veneerって書いてあったし。
ということでツキ板を貼ることにしました。こんなことなら最初から合板で作ればよかったような気もします。そもそも無垢材を使ったのは合板+ツキ板だったらスプルース無垢材の方が安価だしツキ板を貼る手間も失敗もないからだったのですが、まさかスプルース無垢材にツキ板を貼ることになるとは...
後悔先に立たず (-_-;)